WordPressでは記事単位で非公開にすることはできますがホームページ全体を非公開にするという設定は用意されていません。
非公開にされたい場合にはWordPressではなくWebサーバ側の設定で認証機能を付けたりする必要があります。
ただGoogleやYahoo!など検索エンジンにインデックスされないように設定を行なうことはできます。
検索エンジンにインデックスされるというのは、簡単に言うとご自身のホームページや投稿した記事が検索エンジンに登録され、検索結果として表示されるようになることです。
検索結果に表示されるようにされたい場合はインデックスを許可し、検索結果に表示したくない場合はインデックスしないように設定する必要があります。
ここでは検索エンジンにインデックスされるようにするかどうかの設定方法と、設定を変更した場合にホームページのHTML文にどのような違いが出てくるのかについて解説します。
1.インデックスを許可するかどうかの設定方法
2.設定変更した場合のHTML文の違い
インデックスを許可するかどうかの設定方法
①インデックスに関する設定を変更するには、「設定」メニューの中にある「表示設定」メニューをクリックして下さい。
②「表示設定」画面が表示されます
③「検索エンジンでの表示」というチェックボックスがあります。
作成したホームページを検索エンジンにインデックスさせてもいい場合はチェックを外し、インデックスさせたくない場合はチェックをして下さい。
④今回は設定変更を行いませんが、変更を行なった場合は忘れずに「変更を保存」ボタンを押して下さい。
⑤なお注意点として、インデックスを許可する設定にしても、それはインデックスを拒否しないという設定を行っているだけで実際にインデックスされるかどうかは検索エンジン側次第ということになります。
またインデックスを拒否する設定にしても、ホームページの表示そのものを禁止しているわけではないので、ホームページのURLを知っている方であれば閲覧は自由に行なえます。
設定変更した場合のHTML文の違い
インデックスできないように設定した場合、ホームページには次のような文が挿入されます。
<meta name='robots' content='noindex,follow' />
metaタグの詳しい意味については下記のGoogle公式ヘルプをご参照下さい。
参考:メタタグによるサイトへのアクセスのブロック – ウェブマスター ツール ヘルプ
参考:rel=”nofollow” – ウェブマスター ツール ヘルプ
例えば公開準備中の間はインデックスされないように設定された場合、いざホームページを正式に公開されてもこの設定を元に戻すことを忘れてしまうと、いつまでたっても検索エンジンで検索されない状態となってしまいますのでご注意下さい。