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WordPressのダウンロード及びインストール

14 6月 15
北川 哲平

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ここではWordPress(2015年7月の時点での最新バージョンはWordPress4.2.2)のダウンロード方法及びインストール手順について順に解説します。
(こちらの解説は、ローカル環境へのインストールです)

1.WordPressのダウンロード
2.ファイルの配置
3.WordPressのインストール
 

 

 

WordPressのダウンロード

①それではWordPressのダウンロードから行います。次のURLから開始します。
https://ja.wordpress.org/
 
wp1


②画面右下に表示されている「WordPress 4.2.2 をダウンロード」と書かれた箇所をクリックして下さい。
必要なファイルのダウンロードが開始されますので適当な場所に保存しておいて下さい。
 
ダウンロードは以上で終了です。
 

 

 

ファイルの配置

ダウンロードしたファイルは圧縮ファイルとなっています。
解凍した上で使用するWebサーバへ配置します。
配置したファイルはインターネット経由でアクセスできる位置に配置して下さい。
WebサーバとしてApacheを使用しているのであればドキュメントルートの直下、または任意のディレクトリを作成して配置して下さい。
 
例えば「blog」というディレクトリを作成して配置するとインストール後にWordPressにアクセスする時に「https://www.example.com/blog/」というようなURLへアクセスすることになります。
WordPressをどのようなURLで公開したいのかを考えた上でディレクトリ名を決めて下さい。

ダウンロードしたファイルは元々「wordpress」というディレクトリの中にファイルが含まれていましたので、今回はローカルで動作させているXAMPPのドキュメントルートの下にそのまま解凍して配置しました。
 
展開されたファイルには「wp-admin」「wp-content」「wp-includes」と言う3つのディレクトリとHTMLファイルやPHPのファイルが含まれています。
 
今回のように「wordpress」と言うディレクトリの中にWordPressで使用するファイルを格納すると、作成したURLは「https://localhost/wordpress/」のような形式となります。
 

 

 

WordPressのインストール

①続いてインストールを行ないます。
ブラウザで「https://localhost/wordpress/」へアクセスして下さい。
(URLはWordPressのファイルを配置したWebサーバのURLやディレクトリに合わせて変更して下さい)。
 
②最初にアクセスすると「wp-config.phpが必要です」というメッセージが表示されます。
このファイルはWordPressの設定ファイルです。
手動で1から作成することもできますが、今回は画面上に表示されている「設定ファイルを作成する」と書かれたボタンを押して作成を行います。
 
③「設定ファイルを作成する」ボタンを押して下さい。
「wp-config.php」ファイルを作成するためのウィザードが開始されます。
 
wp2


④もしWordPressで使用するデータベースを準備していない場合は「WordPress推奨構成とMySQLデータベースの作成」を参考に必要な準備をしておいて下さい。
 
⑤準備が出来たら画面下部にある「さあ、始めましょう!」と書かれたボタンをクリックして下さい。
次のような画面が表示されます。
 
wp3


⑥事前に用意しておいた「データベース名」「ユーザー名」「パスワード」「ホスト名」を入力します。
(ご自分で作成したユーザー名やパスワードに合わせて変更して下さい)。
 

データベース名 : wordpress
ユーザー名 : ユーザー名
パスワード : パスワード
ホスト名 : localhost

 
⑦「テーブル接頭辞」というのが最後にあります。
WordPressではデータベース内に複数のテーブルを自動的に作成して利用するのですが、複数のWordPressをインストールする時に自動的に作成するテーブル名がバッティングしないようにWordPress毎にテーブル名の最初に付ける文字列を指定します。
最初のWordPressであればデフォルトのままの「wp_」のままで結構です(もちろん変更して頂いても構いません)。
 
⑧入力が終わりましたら画面下部にある「送信」ボタンを押して下さい。次のような画面が表示されます。
 
wp5


⑨上記のように「この部分のインストールは無事完了しました。
WordPress は現在データベースと通信できる状態にあります。
準備ができているなら…」と表示されれば、データベースの事前準備などが問題が無く”wp-config.php”が無事作成されたことを表しています。ここでエラーが出た場合は事前に作成したデータベースなどについて再度確認して下さい。
 
⑩では「インストール実行」と書かれたボタンを押して下さい。次のような画面が表示されます。
 
wp6


⑪作成するブログのタイトルである「サイトタイトル」、ブログの管理画面にログインする時に使用する「ユーザー名」「パスワード」「メールアドレス」を入力して下さい。
またブログを検索エンジンで検索されてもいい場合は「検索エンジンによるサイトのインデックスを許可する。」の左側にあるチェックボックスにチェックをして下さい。(サイトタイトルは後から変更できます)。
 

ユーザー名はデフォルトで「admin」となっていますが、デフォルトのままにしておくとセキュリティ的にあまり宜しくないと思われますので別の名前を設定されることをお勧めします。

 
入力が終わりましたら「WordPressをインストール」と書かれたボタンを押して下さい。
 
wp7


⑫次のように表示されればWordPressのインストールは無事完了です。
 
wp8


インストールの途中でエラーが出る場合は、PHPからMySQLが利用可能になっているかどうか、またApache経由でPHPが利用可能になっているかどうかなどを確認されてみて下さい。