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動画制作マニュアル

07 4月 16
北川 哲平

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動画を撮影する際のポイント

 
 
目的(作成する意味)を決める
撮影の前に事前の準備をしっかり行う(環境構築、編集点を減らして時短化)
光に注意
音に注意
カメラに収まる画を想像する
撮影する
 

 

 
◆目的を決める

家族ビデオ・お祝いのメッセージビデオ・セールス動画・ノウハウ動画…
撮影する(見てもらう)目的によって、環境や準備に大きな差が出ます。
はっきりと目的を決めておくことで、撮影後の編集や撮り直しなどの余計な手間を省くことができるので、目的はきちんと決めておきましょう。
 

 

 
◆場所・時間

撮影環境は、平日・週末・早朝・お昼・深夜など、それぞれの撮影するに場所や時間によって変わってくる

神経質なセールス動画を撮影する時は、夜中に撮影する
23時過ぎると、東京でも静か(ただし、夜中のテンションに注意)

環境を構築する上で、物を動かしてはいけないなどの考えを捨てる
プロは環境を支配する

 

 
◆光

素人の方は、光を制御しようとすると「明るくすれば良い」と思いがち
明かりで問題になるのは、時間(朝・昼・夕方や季節などの変化)
カメラは、明るいものと暗いものがあった時、明るいものの方を絞ってしまう→暗い方に人がいた時に真っ暗になってしまう

明るくすることにこだわるのではなく、撮りたい場所にある光が平坦であることにこだわる!
光を考えるうえで大事なことは
・時間的変化をさせないこと
・空間的にムラがない

☆手元の撮影
撮影したものの影を消す、という方法ではなく、最初から光が当たる場所で撮影しておく
(例えば調理方法の説明などで、キッチンのまな板の上で切らないといけないという概念を無くし、光の当たる(影のできない)テーブルにまな板を置いて撮影する)
※手元のみの撮影の場合。引いて全体を撮影する場合は別。

 

 
◆音

撮影前に、必ずカメラを通した音(動画に残る音)で確認する
人の耳で話を聞く場合は、その人の声に集中して聞くことができるので騒がしい場所でも問題ないが、機械の場合は判別ができない
→カメラは機械なので、特にモーター音(室内であれば冷蔵庫やテレビ、レンジや空調)などの高い音をひろいやすい

・音が鳴るかもしれないもの→チェックリストを作り、管理する
・音が鳴っているもの→カメラを通して、音が鳴っていないか確認する

出来上がったもので確認するのではなく、カメラで撮影している状態の音を確認

※1人の場合と複数の場合で、集音する方法を考える

☆ピンマイク
演者の声量を考慮して、マイクの位置を決める
声量が多い方→口元から少し離した位置にしていないと、音が大きすぎて割れてしまう
声量が少ない方→マイクを口元に近い位置にするべき、ただし女性などの場合、マイクに髪の毛がかかってガサガサした音が入ってしまう可能性があるので注意

密閉した空間だと、反響して音にエコーがかかってしまう
→ドア(部屋・トイレ・クローゼットなど)を開けたり、環境が良ければ窓を開けたりして音を抜く

無線機を使っているマイクの場合、送信機と受信機を離していないと、「ビビビビ」などの機械音が入ってしまうことがある
→送信機を付けている位置を左右変えるだけでも音がなくなる可能性あり

外と室内では、室内の方が特に音を気にする必要がある
→外の場合は、見た画(外)でその他の音が聞こえてくるのは分かるが、室内の場合はその他の音が聞こえると気になってしまう

 

 
◆画

撮影をどれだけ完成品に近い状態にものにできているかで、編集の際の手間やストレスが大幅に軽減できる
→編集で直せば良いと考えるのではなく、準備に手間を惜しまない

固定カメラで撮影する場合は、撮影対象物の延長上にカメラを置く(カメラは水平に)
カメラの位置は撮りたい画の真ん中に置く
ルール(人の立ち位置や動かせないものの画面上の位置など)に則って仮決めをしていき、撮りたい画面(完成品)の真ん中にカメラを位置する
人が入る場合、カメラの高さ(目線の高さではなく、見下げたり・見上げたりしていないか)に注意
感じ得ぬ違和感(ストレス)を感じさせてはいけない
見る人の違和感は何と比べられているか→代表的なものがテレビ
つまりテレビと同じように作れば、違和感を感じさせることは少なくて済む

カメラの高さは顎の高さぐらいに水平にしておくとちょうどよい
家の少しの傾きで人の感覚が左右されるように、ノウハウ動画などを作る場合は、平行を取ることを意識することが重要

慣れていない間は、撮りたい画より少し大きめで撮影しておく
(撮れているものは使用サイズを小さくして消すことができるけど、撮れていないものは作れない)

mvm1

撮影する人物などに光を合わせ調整する(汗やテカリなどにも注意、本格的にやる場合はメイクでテカリを抑えたりする)

 

 
◆撮影

1本で撮る場合と、パートに分けて(開始・本編・締め)撮る場合を考える
同じ画の画面(セイムショット)の場合、1本で撮らずに切ると繋げた場合に違和感があるが、後に切り替え効果やサイズ変更などで違和感のないものにできる

コンテンツ(中身)はコンテンツで撮って置き、ターゲットに合わせて前後のみ変えれば、同じノウハウでも印象が変わる
身内やお客様に対してのメッセージ動画やビデオレターの場合は、パートを分けるのではなく1本撮りが基本

顔が大きくなればなるほど、視聴者に圧迫感を与えてしまうため、画の距離感を考える
(朝の番組など、引きで撮影されていることが多い)

mvm2mvm3

【エディタを使った記事の作成】Youtubeのプライバシー設定(公開設定)について

08 9月 15
北川 哲平

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Youtubeで動画を公開する際、
動画のプライバシー設定として、『公開』『限定公開』『非公開』と、
3種類の設定が出来るようになっています。
設定した種類によって少々違いがあるため、
目的にあった公開設定にしておくようにしましょう。
 
1.公開
2.限定公開
3.非公開
4.アップロード時のプライバシー設定
 
動画画面


 

 

 

公開

 
公開設定とは、
名前の通り、アップロードした動画を全員が制限なく閲覧できる状態の設定を言います。
動画をアップロードしたユーザーのチャンネル、タイトルの検索、URLへの直接アクセス、関連動画など、
Youtube内に動画がある限り、誰でも閲覧して再生が可能です。
 
 

 

 

限定公開

 
限定公開とは、
動画のURLを知っていれば誰でも閲覧することができる設定を言います。
こちらの設定にしていれば、
URLを知っている方が直接そのURLにアクセスすることで動画を閲覧できますが、
動画をアップロードしたユーザーのチャンネルやタイトル検索、関連動画などには表示されないようになっています。
 

 

 

非公開

 
非公開設定とは、
直接閲覧の許可をもらえた人にのみ、動画を閲覧させることのできる設定を言います。
非公開設定の場合、
動画をアップロードしたユーザーのチャンネル、タイトルの検索、URLへの直接アクセス、関連動画などでは閲覧することができず、
動画の管理者に直接「共有」許可をもらう必要があります。
 

 

 

アップロード時のプライバシー設定

 
Youtubeにアクセスし、右上にあるログインから、動画をアップロードしたいアカウントにログインしてください。
※YoutubeはGoogleと連動しておりますので、アカウントの作成ができていない方は、
先にGoogleアカウントの取得を行ってください。
 
ログイン


 
googleアカウントログイン


②ログインが完了しますと、Youtubeのトップページに切り替わります。
右上にあるアップロードをクリックして下さい。
アップロード画面に切り替わります。
 
dm9


dm3


③アップロードの際、真ん中の「アップロードするファイルを選択」の下に、
プライバシーを設定する項目が表示されていますので、そちらの▼から『公開』『限定公開』『非公開』の設定を選択して下さい。
『公開』『限定公開』を選択した場合、「アップロードするファイルを選択」辺りをクリックしてファイルを選択するか、「ドラッグ&ドロップ」で動画をアップロードして下さい。
アップロード中の画面に切り替わります。
 
dm10


dm11


 
④『非公開』設定を選択した場合、選択下部に「共有先」という入力エリアが表示されます。
動画を「共有」したい相手がいる場合は、「共有先」に共有したい方のメールアドレスを入力してください。
※共有先に指定するメールアドレスは、そのメールアドレスでGoogleアカウントにログイン可能である必要があります。
 
dm4


dm5


⑤メールアドレスの入力が完了後、「アップロードするファイルを選択」辺りをクリックしてファイルを選択するか、「ドラッグ&ドロップ」で動画をアップロードして下さい。
アップロード中の画面に切り替わります。
これで、アップロード時のプライバシー設定(公開設定)が完了となります。
 
dm11


【エディタを使った記事の作成】YouTubeなどの動画を挿入

15 6月 15
北川 哲平

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YouTubeを例にして動画を挿入する方法について解説します。
WordPressではYouTubeを含む多くのサービスでURLを記述するだけで動画が埋め込むことができます。
※なお、動画自体を埋め込む必要は無く、URLやテキストを表示してリンクさせたい場合は、
<a href=”httpss://www.youtube.com/~”>○○○○</a>などのタグを使用してリンクさせることも可能です。
 
1.YouTubeの動画の挿入
2.メディア埋め込み機能を使えるサイト
3.[EMBED]ショートコード
4.YouTubeで提供されている埋め込みコードを使う

 

 

YouTubeの動画の挿入

 
①記事の新規作成画面を開いて下さい。
 
新規投稿


②YouTubeの動画を挿入する場合には、本文中に挿入したい動画のURLを直接記述するだけで挿入することができます。
 
URLを直接記述


③注意点としては
(1)URLがリンクにならないように挿入して下さい。
(2)URLは独立した行として記述して下さい(URLの前後に他の文字などを記述すると、動画を正しく挿入することができません)。
(3)限定公開動画、非公開動画は挿入できません。
⇒ 詳しい設定方法に関しては「Youtubeのプライバシー設定(公開設定)について」をご覧下さい。
 
④ではプレビューでどのように表示されるのかを確認してみます。
 
埋め込み完了


⑤YouTubeの動画が埋め込まれていました。
普通に再生して閲覧することが可能です。もしYouTubeの動画が埋め込まれなかった場合は、
先ほどの注意点にひっかかっていないかどうかを確認してみて下さい。
 
⑥この方法で動画を埋め込む場合はサイズの指定はできません。
埋め込まれた動画の幅は投稿画面の横幅に合わせて自動的に設定されます。
 
 

 

 

メディア埋め込み機能を使えるサイト

 
①WordPressでURLを記述するだけでメディアの埋め込みが可能なサイト(サービス)はどのようなものがあるのかについては
下記を参照されてみて下さい。
 
Embeds « WordPress Codex
blip.tv
Bunkr
DailyMotion
Flickr
FunnyOrDie.com (WordPress 3.0)
Hulu
Instagram (WordPress 3.5)
Qik
Photobucket
PollDaddy
Rdio (WordPress 3.6)
Revision3
Scribd
SlideShare (WordPress 3.5)
SmugMug (WordPress 3.0)
SoundCloud (WordPress 3.5)
Spotify (WordPress 3.6)
Twitter (WordPress 3.4)
Viddler
Vimeo
YouTube
WordPress.tv
カッコ内に記述があるものは、どのバージョンのWordPressから対応したのかを表しています。
 
 

 

 

[embed]ショートコード

 
URLを記述するだけで動画を埋め込みすることができますが、この方式ですと動画のサイズを指定することができません。サイズを指定したい場合には[embed]ショートコードを使用して下さい。
 
[embed width=”幅” height=”高さ”]https://www.example.com/xxx/yyy[/embed]
幅及び高さについてピクセル単位でサイズを指定して下さい。ただし埋め込まれる動画の幅と高さの比率は変わりませんので両方を指定しても意味がありません(YouTubeに関しては幅の設定だけが使用されているように思われます)。
 
②では新しい記事に記述してみます。上がURLだけを記述して埋め込んだ場合、下が[embed]ショートコードを使って記述した場合です。
 
高さを指定


③ではプレビューでどのように表示されるのかを確認してみます。
 
表示確認


④YouTubeの動画が指定した幅で埋め込まれました。
 
なお[embed]ショートコードを使って記述した場合は、独立した行として記述しなくても動画を埋め込むことができます。
下記では動画の前に「Look」というテキストを記述しています。
 
Loook


⑤ではプレビューでどのように表示されるのかを確認してみます。
 
Look確認


⑥URLを記述して動画を埋め込んだ場合は独立した行にURLが記述されていないので動画の埋め込みが行われずにURLがそのまま表示されています。
 
[embed]ショートコードを使った場合は動画の前に他の文字があっても動画の埋め込みが行われています。
 
 

 

 

YouTubeで提供されている埋め込みコードを使う

 
YouTubeの動画の場合は、YouTube側で提供される埋め込みコードを使用することもできます。
なお、動画の埋め込みに関しては、その動画に所有権を持つユーザーが埋め込みを許可していない場合、
動画の埋め込み設定を行うことができません。

 
Youtube埋め込みコード


①動画のサイズを「カスタムサイズ」に変更し幅と高さを指定します。(幅と高さの比率は変えられません)。
 
カスタムサイズ


②それでは新規投稿画面を表示します。
 
新規投稿画面


③「テキスト」タブをクリックしテキストエディタに切り替えます。
 
テキストエディタ


④YouTubeの画面に表示されていた埋め込みコードを動画を埋め込みたい場所にそのまま記述します。これで埋め込みは完了です。
 
埋め込み完了


なおビジュアルエディタに切り替えると次のような感じで表示されています。
 
ビジュアル切り替え


⑤では動画を投稿しどのように表示されるのかを確認してみます。
(YouTubeの埋め込みコードを使用する場合はプレビューでは動画が表示されません)。
 
結果表示


⑥指定したサイズで動画を埋め込むことができました。
なお動画の幅に投稿画面の幅を超えるサイズを指定しても投稿画面の横幅に合わせて自動的に調整されて表示されます。
 
YouTubeの動画を例に動画を記事に埋めこむ3つの方法についてご紹介しました。利用方法に合わせて使い分けして下さい。