Honmaru Manual

   

【パーマリンクの設定】パーマリンク形式の変更

16 6月 15
北川 哲平

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パーマリンクの形式はデフォルトで設定されているものの他に、比較的良く使われる形式が4つ定義されています。
ここではどのようなパーマリンク形式が用意されているのかを順に解説します。
なお構造タグを使って独自のパーマリンクを定義する方法は「カスタムパーマリンクの定義とカテゴリー・タグを使ったパーマリンクの設定」で解説します。
 
1.パーマリンク形式の設定画面
2.デフォルト形式
3.日付と投稿名
4.月と投稿名
5.数字ベース
6.投稿名

 

 

パーマリンク形式の設定画面

 
①パーマリンク形式の設定を変更するには、管理画面の「設定」メニューの中にある「パーマリンク設定」メニューをクリックして下さい。
 
permlink_change_1


②「パーマリンク設定」画面が表示されます。
 
permlink_change_2


③パーマリンクの形式はデフォルトで使用されるものの他によく使われる4つの形式が用意されています。
また自分でタグを組み合わせて構造を定義するカスタム形式も利用できます。
 
permlink_change_3


それでは形式について一つ一つ確認していきます。
 

 

 

デフォルト形式

 
デフォルトで設定されている形式は次のようになっています。
 

https://www.example.com/?p=投稿ID

 
記事が新規作成されるたびに記事に対して固有のIDが設定されます。
その固有のIDを指定してパーマリンクが定義されます。IDは更新時には変更されませんので後から記事を編集してもIDは変更されません。
 
①例として次のような記事を新規作成してみます。
 
permlink_change_4


②新しく記事を作成しタイトルを入力すると、タイトルの下に現在作成している記事がどのようなパーマリンクになるのかが表示されます。
 
permlink_change_5


③記事を公開し、ブラウザから公開した記事へアクセスしてみると記事のURLが先ほど表示されたパーマリンクになっていることが確認できます。
 
permlink_change_6


④デフォルト形式はとてもシンプルですがパラメータの形式のURLは他のホームページに引っ越した場合に使用できない場合があります。
またパーマリンクからは記事がどのような記事なのか推測することはできません。
 

 

 

日付と投稿名

 
「日付と投稿名」は記事のタイトルと投稿した日付を使って「/年/月/日/タイトル/」のような形式になります。

https://www.example.com/年/月/日/タイトル/

カスタム構造リンクで次のように設定した場合と同じです。

/%year%/%monthnum%/%day%/%postname%/

 
①例として次のような記事を作成してみます。
 
permlink_change_7


②タイトルの下にどのようなパーマリンクになるのかが表示されています。
タイトルが日本語でもそのままパーマリンクに日本語が使用されます。
 
permlink_change_8

この形式の場合、パーマリンクの右に表示されている「パーマリンクの変更」をクリックすることで、
パーマリンクのタイトルの部分を直接編集して別の値に変更することができます。
例えば記事のタイトルは日本語を使いたいけれどパーマリンクは英語にしたいといった場合に利用できます。
詳しくは「パーマリンクのタイトル部分を手動で編集」をご参照下さい。

 
③記事を公開し、ブラウザから公開した記事へアクセスしてみると記事のURLが先ほど表示されたパーマリンクになっていることが確認できます。
 
permlink_change_9


なおこの形式の場合、同じ日に同じタイトルの記事を公開するとパーマリンクがまったく同じになってしまいます。
その場合はパーマリンクのタイトルの後ろに「-2」や「-3」のように数字が自動的に付与されます。
 
permlink_change_10


 

 

 

月と投稿名

 
「月と投稿名」は記事のタイトルと投稿した日付を使って「/年/月/タイトル/」のような形式になります。

https://www.example.com/年/月/タイトル/

カスタム構造リンクで次のように設定した場合と同じです。

/%year%/%monthnum%/%postname%/

 
「日付と投稿名」から「日」の部分を抜いた以外は同じ形式となります。
 
この形式の場合も同じ年の同じ月に同じタイトルの投稿をしてしまうとパーマリンクがまったく同じになってしまいます。その場合はパーマリンクのタイトルの後ろに「-2」や「-3」のように数字が自動的に付与されます。
 
permlink_change_11


permlink_change_12
 

 

 

数字ベース

 
「数字ベース」はデフォルトの形式と同じく記事に割り当てられた固有IDを使って「/archives/投稿ID」のような形式になります。

https://www.example.com/archives/投稿ID

カスタム構造リンクで次のように設定した場合と同じです。

/archives/%post_id%

 
①例として次のような記事を新規作成してみます。
 
permlink_change_13


②タイトルの下にどのようなパーマリンクになるのかが表示されています。
デフォルトの場合と数字ベースの場合はパーマリンクの最後にスラッシュ(/)が付きませんので注意して下さい。
 
permlink_change_14


③記事を公開し、ブラウザから公開した記事へアクセスしてみると記事のURLが先ほど表示されたパーマリンクになっていることが確認できます。
 
permlink_change_15


 

 

 

投稿名

 
「投稿名」は記事のタイトルと投稿した日付を使って「/タイトル/」のような形式になります。

https://www.example.com/タイトル/

カスタム構造リンクで次のように設定した場合と同じです。

/%postname%/

「日付と投稿名」から「年」「月」「日」の部分を抜いた以外は同じ形式となります。
 
この形式の場合も過去に公開した記事と同じタイトルの投稿をしてしまうとパーマリンクがまったく同じになってしまいます。
その場合はパーマリンクのタイトルの後ろに「-2」や「-3」のように数字が自動的に付与されます。
 
permlink_change_16


permlink_change_17


デフォルトの形式に加えて良く利用される4つのパーマリンクの形式について解説いたしました。
パーマリンク形式を構造タグを組み合わせて定義する方法は「カスタムパーマリンクの定義とカテゴリー・タグを使ったパーマリンクの設定」で解説します。