サイドの表示項目はユーザーの道しるべ
ユーザーに長時間滞在してもらえるホームページを作るには、どうすればよいでしょうか。
例えば長期間滞在したいホテルを想像してみてください。
・小腹が空いたらすぐにおつまみ的なものが部屋に用意してある。
・のどが乾いたらその時飲みたいものが部屋に用意してある。
・部屋が寒ければすぐにブランケットが用意できる。
・遊びたくなったら、すぐにできるアクティビティを提案してくれる
などなど、お客さんの欲求を「すぐに満たす」ことがポイントになってきます。
居心地の良いホームページも同じことが言えます。
お客さんが見たいものがすぐに見る事ができる。
お客さんがほしい商品が、すぐに見る事ができる。
「お客さんが「すぐに」したいことを提案できるようにする」
それがサイドの役割です。
「あ、この会社はどこにあるのかな」 →会社情報がサイドに必要です。
「この商品以外に類似商品はあるのかな」 →カテゴリーへのリンクや、同種の商品のバナーが必要です。
「問い合わせがしたいな」 →お問合せフォームへ飛ぶリンクや電話番号が必要です。
そのページを見ているお客さんが次にどんなことを考えるかを予測する必要があります。
お客さんに次のアクションを起こしてもらえるよう、サイドには出来る限りたくさんのコンテンツを用意しておきましょう。
では、サイドにはどんなものを表示すればよいのでしょうか?
サイドに必要な項目(下記は一例です)
・カテゴリー(固定ページの主要なページ)、必要があればカテゴリーも種類ごとに分ける(会社情報のカテゴリー、商品情報のカテゴリーなど)
→メニューで表示項目を設定後、表示する場所のウィジェットでそのメニュを選択する
・バナー(上記のカテゴリーでよりわかりやすく表示したいページ、よりアピールしたいページや商品を視覚で印象付ける)
→ウィジェット内カスタムhtmlで編集
・会社情報(会社の外観写真と会社名、住所、電話番号、FAX番号、メールアドレス、営業時間など、ここを見れば一目で基本情報がわかるようにしておく)
→ウィジェット内カスタムhtmlで編集
・お問合せや資料請求ボタン(すぐにアクションを起こせるよう、目立つ色で、目立つ場所に置く)
→ウィジェット内カスタムhtmlで編集
・ブログの更新情報
→ウィジェット内最近の投稿で設定
・ECショップであれば新商品情報、売り上げランキング、営業日カレンダー
→Welcartであればウィジェット内にて設定する項目が表示されている。
・FB表示窓、SNSボタンなど
→FBのページプラグインから表示させたいページの埋込タグを取得、ウィジェット内カスタムhtmlに張り付け
・その他、検索窓、アフリエイト広告、動画など
サイドの項目をおろそかにするべからず
サイドを作りこんでいくことは、サイトの顔であるヘッダーやファーストビューの次に重要な事です。
サイドの作りこみをおろそかにすると、お客さんに長時間滞在してもらえなくなり、お客さんは「必要な情報」までたどり着けずに
離脱してしまうことにもつながりかねません。
そうならないためにもサイドの項目は熟考する必要があります。