「ホームページを作るための目的は決まった、けれどどの様なWEBサイトを作ったら良いのだろう?」
世の中には様々なタイプのホームページ・WEBサイトがあります。
商品を販売する「ECサイト」、会社情報を載せた「コーポレートサイト」等など。
ここでは、目的に沿ったWEBサイトのタイプを選べるよう、それぞれの「WEBサイトの種類」を解説します。
会社の情報を伝えるためのホームページです。
<目的>
・会社の情報を知ってほしい
・取引相手を増やしたい
<主に掲載するもの>
・会社概要(会社の所在地や連絡先、役員名、資本金、取引先など)
・事業内容(サービス、取扱商品など)
・活動内容(社として取り組んでいる事業以外の事柄)
・企業理念
・採用情報
<例>
店舗の情報を伝えるためのホームページです。医院・学校などのサイトも「ショップサイト」の位置づけになります。
<目的>
・来店客(患者・生徒)を増やしたい
・予約を取ってほしい
<主に掲載するもの>
・店舗概要(店舗の所在地や電話番号、営業時間など)
・提供サービス、商品案内
・予約受付案内 or 予約フォーム(予約を取ってほしい場合)
・コンセプトや店舗写真
・採用情報
<例>
ホームページ上で通販ができるWEBサイトのことです。
購入したい商品を選び、届け先や支払い方法を入力するだけで購入手続きが完了します。
作成には、専用のシステムが必要な他、クレジットカードで購入出来るようにするためには代行会社と別途契約する必要もあります。
<目的>
・商品・サービスをネット上で売りたい
<主に掲載するもの>
・商品・サービスの情報・価格と、購入のためのフォーム
・ネット通販の流れや、送料や手数料など商品以外の料金
・販売会社の情報や免責事項(法律上必須)
<例>
特定の商品やサービス、イベント等を紹介するためのホームページです。その商品を売りたい・認知して欲しい特定の期間のみ公開するのが一般的です。
コーポレートサイトやショップサイトの一部ではなく、一つのサイトとして作ることで、より商品・サービスのイメージをアピールしやすくなります。
<目的>
・商品やサービス、開催イベントを認知させたい
・資料請求やお問い合わせを増やしたい
<主に掲載するもの>
・商品・サービスの情報
・購入案内(販売店の紹介、受付方法など)
・販売会社の情報や免責事項
<例>
主に商品やサービスのブランドイメージを構築するために制作されます。
商品・サービスの他に、会社や地域、農産物などの限定的でない物のイメージ向上の手法として用いられます。
<目的>
・ブランドイメージを認知・向上させたい
・他社と差別化したい
<例>
1ページのみで構成されたホームページのことを、ランディングページ(略してLP)と呼びます。
主にWEB上のチラシという位置づけで、商品やサービスを案内するために作られます。
<例>
インターネットで情報を集める際の【入り口】となるWebサイトです。
検索エンジンから様々な情報へアクセス出来る他、ニュースやショッピング等の外部コンテンツへ誘導します。
大手のポータルサイトとしてはYahoo、infoseekなどが挙げられます。
この他、特定の職業の人や地域住民、美容や旅行に興味のある人など特定のターゲットに絞ったサイトもあり、
飲食店、求人情報、不動産物件情報等を集め、検索できるサイトもポータルサイトと呼びます。
より多くの情報を集めるため、利用者自らが発信できるシステムを備えたサイトもあります。
<目的>
・広告収入を得たい
・世の中の情報を集約し発信したい
<主に掲載(搭載)するもの>
・検索エンジン
・外部コンテンツへのリンク
<例>
ブログは、リアルタイムで情報を発信、同時にアーカイブ(記録に残す)するサイトのことです。
ニュースや、これからの計画等、伝えたいと思ったタイミングで情報を発信することが出来ます。
また、すでに発信された情報を時系列で保存し「カテゴリー」「タグ」「検索」機能等を用いて後から探しやすくなるというのも魅力です。
SEOに強いという特製から、多くのアクセスを得る目的でコンテンツを充実させているブログサイトもあります。
<目的>
・広告収入を得たい
・自社のニュースや近況をスピーディに提供したい
・顧客に親近感を与えたい
<例>
求職者へ自社のアピールを行うためのサイトです。
<目的>
・新入社員を獲得したい
<主に掲載するもの>
・説明会などの就職イベント情報
・募集要項
・会社概要(会社の所在地や連絡先、役員名、資本金、取引先など)
・他、求職者へアピールする情報
・募集案内(エントリーフォームの設置など)
<例>
製品やサービスの取扱、契約方法などを掲載したサイトです。
電子機器や通信サービスなど、取扱いが難解な製品やサービスについて細かく説明しています。
利用顧客が、問い合わせるより前に問題を解決できるよう作成し、問い合わせ対応の手間を減らす効果が望めます。
より細やかなサポート情報を的確に届けるため、アーカイブ機能があるブログを活用して作られたサポートサイトも多数存在します。
<目的>
・問い合わせ対応の手間や人件費を削減したい
・マニュアルを掲載したい
<主に掲載するもの>
・サポート対象商品・サービスの説明
・よくある質問(FAQ)
・お問い合わせフォーム
・サポート元の情報(連絡先など)
<例>
社内のコミュニケーションのために制作されるサイトです。
基本的には、一般向けに公開することはありません。
<目的>
・社内での情報の共有したい