多くの人にホームページを見てもらったとしても「このホームページは一体何?」と思われてしまってはいけません。
伝えたいものが伝わっていないのですから、せっかくホームページを作ったとしてもその意味を成さないからです。
・そのサイトで商品を売りたいのに、売れない。
・広告を打ったはずなのに、顧客が増えない。
悩みは色々あるかとは思いますが、そもそもそのホームページは顧客になってくれる様な人に見てもらえているのでしょうか?
そのホームページにはどの様にして人が訪れるのでしょうか?
訪れる方法は大きく分けて2つ考えられます。
・キーワード検索
・広告(ネット・チラシ・ポスター等)
多くの場合、GoogleやYahoo!等の検索エンジンでキーワードを打ち込み、
出て来たリンクの中から目的に近いページを選んでアクセスしていると考えられます。
つまりホームページに訪れる人は、この「目的」を達成させられる情報を探しているのです。
この情報が提示されていなければ、その人にとってそのホームページは見る価値がありません。
したがって、ホームページを作る上で大事なことは以下の通り。
・提供する商品・サービス・それに関連した情報が明示されていること。
・それらの情報が分かりやすいよう配置されていること。
・「名前と概要→詳細」という様に、段階的に情報を受けられる構成になっていること。
アクセスしてきた時に探していた情報をすぐに見つけてもらえる様工夫することで、訪れた人は興味を持ってホームページを見てくれます。
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人はどんな目的を持ってホームページを訪れるのでしょうか?
そのパターンを幾つか考えてみますと、
飲食店なら「営業時間はいつか知りたい」「予約はできる?」「カードを使いたい」
メーカーなら「◯◯という製品の情報が知りたい」「不良品の交換や返品をしたい」
病院や歯科医院なら「料金はいくらぐらいになる?」「保険は使える?」
これら、訪れた人が知りたい情報に答えるコンテンツを作ります。
例えば、上に挙げた利用者の目的に対する答えはこちら。
「予約はできる?」→予約フォームを用意する
「◯◯という製品の情報が知りたい」→カタログページを用意する
「不良品の交換や返品をしたい」→返品・交換対応の手順を載せたページとお問い合わせフォームを用意する
「料金はいくらぐらいになる?」→料金表を用意する
目的を達成させるためのコンテンツを作っても、そのページに文章が長々と書いてあったり、訪れた人は求めている情報を見つけること無くそのページを離れていくでしょう。
だって、その文章の中に自分の求めている情報があるかどうか、分からないのですから。
大事なのは「訪れた人が求めているであろう情報がはっきり分かる」こと。
相手の質問に対して適切に答えるつもりで、簡潔な内容を作成することです。
文章を分かりやすく見やすくするためには「見出し」を付けることが大事です。
見出しを付ける上では、以下の点が
・求められている(と考えうる)質問の「答え」となっているか
・その文章の内容を簡潔に表現できているか
・ターゲットに役立つ情報かどうかが分かるか
ターゲットとは、サービスを利用するであろう利用者の事です。
ターゲットの設定には、年代や性別・職業や家族構成の他、「◯◯に興味を持っている人」「××に悩んでいる人」など、その人の好みや課題も盛り込んで考えてみましょう。
このターゲットを絞ることで「読む人にとって役立つ情報ばかりが載っている」コンテンツを作ることが出来ます。
「興味のない事ばかりが載っているページ」
「ためになる事が沢山載っているページ」
どちらのページをじっくり読みたいと思いますか?